2021年の振り返りと、2022年へのつながり
もう年末になりました。
まだあまり実感が湧きませんが、みなさまどのような一年をお過ごしでしたでしょうか?
数秘術では、世間の「全体の流れ」と、個人的な「自分の流れ」の二つのテーマがあります。
私たちは一人で生きているわけではないので、
自分の人生を歩みつつ、大きな流れとともにあります。
大きな流れと自身の流れ。
両者の交わりが人生を形作っている…というイメージで
2021年の振り返りと2022年の展望をご覧いただければと思います。
2021年の振り返り
2021年の全体の数字は「5番」でした。
2020年は枠組みや場所というテーマで、
それらが崩壊したり、または新たに構築され始める年でした。
2021年はその混沌とした、さまざまな前提が覆されたような世の中で、
・いかにして自分の手綱をとっていくか
・もしくは新しいルールを作っていくか
…というテーマでした。
「新しい生活様式」という言葉や「風の時代」という言葉も、去年の今頃ほど聞かなくなったように思います。
それだけ、もう新しい波が馴染んでいるとも言えるでしょう。
数秘5番は自由という意味がありますが、自由でいるためには根や軸が必要です。
(それらがないと、根無し草で飛んで行ってしまうため)
そのため、「そもそも私は何をしたいんだっけ?」という、自身の存在意義から問い直した方も多かったのではないでしょうか。
その、問い直す方法が、各自のイヤーナンバーのテーマでした。
そのため、存在意義を経済から問い直す人もいれば、夢から問い直す人もいれば、楽しさから問い直す人もいらっしゃったと思います。
結果的に、「自分はこうする」と感じた人もいれば、もしかしたら「もう、あまりこだわらなくてもいいや」と思った方もいらっしゃるかもしれません。
5番は、確固たる意志が多層的
例えば
・○○という土地に住む
という決意がしっかりあったとしても
・実現方法は問わない
みたいな、自由さがあります。
なりたい姿ややることははっきりしているけれど、
詳細はあまりこだわらない場合も多い。
「あまり気にならなくなってきた」
「こだわらなくなってきた」
「いまだによくわからない」
というお声をよく聞きますが、それで大丈夫です。
もちろん、細かい所まできっちり決めて、覚悟をもってやっていくのも良いことです。
ただ、隙間のないくらいに決め切ってしまうのはやめましょう。
すべてを決めてしまうと、新しい風が入ってくる余地がありません。
そういう意味で、2021年というのは「余地のある覚悟」「柔軟な決意」のような年だったように思います。
だから、自分の気持ちや進路がはっきりしていなくても大丈夫。
行動や経済について
これまでは「何歳くらいにはこのくらいの貯金で…」というような平均値で考えられていたようなことを、(それらを見つめつも)自分基準に線を引き直す年でした。
行動、仕事、恋愛、お金などは価値観の表れなので、誰かの例が参考になるとは限りません。
自分が思う豊かさ、
自分が思う最低限、
自分が思う安心。
自分が快適な活動量、
自分が必要な休息。
それらは、具体的にはどういうものなのか?
線引きを引き直したうえで、
あれこれチャレンジしたのが2021年。
年末になって、お試しの成果で色々とわかってきたことがあるかなと思います。
その結果を基準として始まるのが2022年です。
→リリ数秘術で見る2022年の全体の流れにつづく