【2023年版】数秘術で見る、イヤーナンバー2番のメッセージ

あなたの今年のイヤーナンバー、2番はどんな年?

出し入れの行き来を楽しんでいく

 あなたと他者、家と世間、仕事とプライベートなど、対比する存在もしくは異なる存在を行き来し交流することにより、気づきを得られるときです。


 異なる存在が触れ合うときは多かれ少なかれ摩擦が生まれますが、その摩擦をマッサージのように気持ち良いと思ったり、ざらざらして痛いと思ったり、スムーズさに溶け合うように感じたり…と、二者の接点による体験が喜びや生きがいをもたらすでしょう。単なる「幸せ」という一側面ではなくて、その裏にある深みも感じられるような年です。


 さらに、二者間に存在する「隙間」や「合間」のような空間を意識するようになるかもしれません。例えば、誰かがあなたのことをじっと待ってくれていたり、あなたが誰かを想って祈ったりすることは、直接相手に触れるわけではありませんが、その間には温かさや思いやりがあります。その空間を愛おしんで大切にしていくことで誰かとの関係が改善するほか、誰かと距離を詰めたり離れたりすることが怖くなくなっていくでしょう。。

あいだのスペースを広げていく

 二者の行き来を楽しんでいくと、あなたと対象物のあいだの空間の豊かさがどんどん広がっていきます。それは可能性であり、受容性であり、ゆとりです。あたたかな空気をまとうダウンジャケットのように、空間があなたの宝庫になります。
 何かを行ったときや交流をしたときに、それを客観的に咀嚼するような「間」を設けましょう。「いま、私はどう感じたのかな?」「これってどういうことなんだろう?」と、ひとつひとつをしっかりと感じて深めていくことで、空間が豊かになります。

感性を育てていく

 あなたが感じたことは、空間で熟成されていきます。そのため、アートを見たり音楽を聴いたり、美味しいものを食べたり…というように、体感と感性を働かせると良いでしょう。また、誰かとの会話にヒントを得て、自らの人生に照らし合わせることで何かが目覚めることもありそうです。

許すこと、許されること

人を許すことはあなたの強さの証。ただ、納得していないのに無理に許す必要はありません。もし許せないことがあるのならば、何故許せないのかをしっかりと認識していきましょう。もしかしたらその理由は、相手によるものではなくてあなた自身の想いによるものかもしれません。
 また、誰かに許された経験をすることで、あなた自身が誰かを許すきっかけが生まれる場合もあります。今年は懐の深さがひとつのテーマ。もし、許すか許さないか…の二択で悩むようなことがあれば許す方を選択しましょう。あなたが許した経験は、将来的にあなたが誰かに許されることへとつながります。

愛情とおせっかいの境界線

 今年は、あらゆることの「境界線」に疑問を持つことが多いかと思います。例えば、愛情とおせっかい、冷静さと冷たさ、個人とチームなど。その答えはひとつではないため、あなたなりの答えを出していく必要があります。むしろ、明確な境界線が存在しないからこそ、緩衝地帯としての「あいだ」が大切だなという結論になるかもしれません。答えそのものよりも、あなたがどう捉えて対処していくのかという現実的な一点が、あなたの在り方を作っていると言ってよいでしょう。

あなたを構成する他者について

 あなたの人生はあなただけのものですが、あなたの人生には他者が大きく影響しています。身近な人との関係をどう構築していくのか?という問いが、あなたの在り方に大きく関わる年です。もし、あなたが愛を説いていたとして、身近な人には冷たかったとしたら、それは言動の不一致になりますよね。今年は、あなたの表の顔と裏のリアルな顔を、一致させていくプロセスが必要になってきます。人にはさまざまな顔があるのですべてを統一する必要はありませんが、矛盾が生じる点はひとつひとつ修正していきましょう。

一致させ、納得していく

 あなたらしさを一致させていくことで、あなたが自分の人生に納得していく過程が、一年を通じた大きなミッションです。

1月<January>

楽しさと喜びに全振りしてみる

 一年を通じて、「遠慮がちな性質」とうまく向き合っていくというテーマがあります。例えば、何かをやりたいなと思ったときに「お金がないから」「私には才能がないから」「もう年も年だから」と、無理な理由を最初に考えてしまっていませんか? 

 そのうえで「お金がなくても頑張ろう」というように、ネガティブからポジティブな結論をひねり出す癖があるのなら、それを変えていきましょう。まずは最大の楽しさや喜びの状態から考え始めるように、思考の順番を入れ替えましょう。欲張りかな?と思うくらいに、求めるものから考えることで、あなた自身が心から望んでいることを自覚しやすくなります。また、喜びを標準に考えていくことで、望みを叶える道筋が以前よりもシンプルになったことに気づくでしょう。


 今でも最大の喜びから考えられている人は、そのメリットを誰かに伝えていくと良いご縁がつながりそうです。

嫌われたくない、という思いと折り合いをつける

 人は誰しも、嫌われたくありません。

 ただ、「嫌われたくない」という想いが先に立ちすぎると、自分の行く道がどんどん狭まってしまいます。嫌われたくない、断られたくない、拒絶されたくない、馬鹿にされたくない。そういった、他者からの評価を気にする自分の心と向き合うべきタイミングです。無理に強くなろうとする必要はなく「私はこういうことで傷つきやすいんだ」と自覚することが大切。傷つきやすい自分自身の性質を受け入れることが強さへの第一歩です。

 そして、ゆとりが出てきたら、誰かに嫌われることと、自分が実現したいことを天秤にかけましょう。もしくは、あなたの行動によって救われる人や喜ぶ人のことを思い浮かべましょう。メリットとダメージを比べて、得るものを明確にしていくことで、「怖いからって行動しないのはもったいない」と思えるようになります。また、どんな人でも、ナイーブな一面を持っていると知ることで「自分だけじゃないんだな」と勇気づけられることもありそうです。

 嫌われることがあまり気にならないという人は、そのまま自分軸を大切にして進んでいきましょう。

各側面のサポートメッセージ

  • 日々の暮らし
    愛されること、あるがままでいること、無邪気さなどを思い出すと良いとき。愛を受け取るのに理由なんていらないということを、再確認すると良い。無邪気でいればいるほど・遠慮しないで受け取るほど、もっとたくさんのものをもらえる…という体感をしていく。
  • ライフワーク(仕事)        
    人は、楽しいことや面白いものに自然と惹きつけられる性質がある。あれこれ分析したり仕組みを作ったりするのも楽しいが、仕組みだけで考えるのではなくて人の感情的側面も考慮にいれて計画を立てていくと良い。
    また、あなた自身の仕事の向き合い方も、そこに楽しさや喜びがあるかどうかを確認しながら進めていくこと。やらされている…という仕事は、なかなか進みにくいので転換が必要になる。
  • 人間関係
    隙を見せたり、弱みを見せたりすることで、親密さが増すようなタイミング。誰しも完ぺきではない、という点をあなた自身が率先して体現することで、勇気づけられる人が出てきそう。また、他者に対しても、「抜けているところが可愛い」と思うような寛容さを持つと良い。
  • 気をつけること
    細かいところを指摘しすぎると、関係がぎくしゃくして解決が遠くなる。重箱の隅をつつくような喧嘩はやめること。
    正義は大切だが、結果的にどうなりたいのか、どうしたいのかを考えることが大事。

ハートへの質問

  • それは果たして面白いのか?
  • つい見栄を張っていないか?
  • 細かいところを気にしすぎて、全体を忘れていないか?

2月以降のメッセージをご覧になりたい方は、完全版PDFを是非ご購入下さい。