みなさん、(ちょっと早いけれど)今年もお疲れさまです。
毎年恒例の、数秘術のイヤーナンバーメッセージを掲載します。
なお、本メッセージは予言ではなく、「意識すると良いポイント」としてお伝えしています。
なぜならば、物事を最終的に決断・実行するのは人間だからです。
数字の意味は良し悪しはなく、ただ性質(素材のようなもの)があるだけです。
それをどう生かすかは、人の手にゆだねられています。
だからこそ、意識的に生きることで、自分・身の回りにいる人・ひいては世界が、良くなりますようにと願っています。
目次
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2024年の振り返り
再構築がはじまった
2024年は「これまで通りではいけない」という危機感が訪れ、構造を見直すというテーマがありました。
また、循環というテーマでもあったので「同じことをもう繰り返さない」という意識も芽生えたのではないでしょうか。
構造を見直す、継続してほしくない状況を変える…という意識から、既存の仕組みを脱却する必要があると気づく年だった、と言えるでしょう。
今後どうしていったらよいかを語り合い、新しい仕組みを作っていく
これは2024年の流れなので、今はその「気づきのスタート」による序章がはじまったところです。
社会と個人がリンクしていると気づく
社会と個人は対比しがちですが、個人=社会である、という意識が芽生えたのも2024年です。
社会や世界の状況から自分自身の生活が出来上がっているんだと、改めて感じることがあったかもしれません。
(2024年11月時点で社会保障や所得制限などの話題が多いのも、とてもわかりやすい一例です)
また、個人と社会の差を埋めたいという意識が芽生えるときでもあります。
例えば、「実現したいことがあるのに社会や環境がそれを許さない」という体験をするなどです。
選択性別姓など、以前から議論にのぼっていたことも、2024年は再びフォーカスされるような一年でした。
世界を見ると保守に傾く国もありますが、いずれも「これまでの制度で良いのだろうか?」という見直しの時期に来ていると言えます。
省エネと循環のエネルギー
生可能なエネルギーの普及が進む、戦争やパンデミックの影響によって国内産業が見直されるなど、流通の仕組みや土台自体が変わるといった状況になりました。
また、世界中で多くの重要な選挙が行われたのも特徴的です。
2024年の数字である8番は、タロットでは審判のカードです。
下された審判が、今後の国際情勢に大きな影響を及ぼすでしょう。
人は、一人では生きられない
コロナ禍を経て、社会とのつながりが断絶した経験を踏まえ、ソーシャルコネクション、「社会とつながること」が再び重要視されるようになりました。
ただ、つながりが薄くなったことによって適度な距離感が生まれ、快適になった側面があるのも事実です。
いかに社会とつながりつつ、個を生きるのか?という課題は2025年に受け継がれるでしょう。
2025年の全体のテーマ
世界、瓦解、新陳代謝、共鳴による広がり
今年の世界全体の数字は9番。
9番は桁の最後の数字。大きな変わり目を迎えます。
2025年から2026年にかけては、数秘上で見ると激変の時期と言えるでしょう。
年ごとに見てみると、2025年は崩壊・終焉・自由・新たなものの台頭の年で、2026年は新時代のはじまりの年です。
黙っていても変わらない
ある種の「自我に目覚めた状態」になっていくのがこれからの流れです。
なんとなく「わかったつもり」「かしこいつもり」という仮面は剥がれ、本物や本音に価値が置かれるようになるでしょう。
「きれいごとでは済まされない」という危機感が、世の中を大きく変えていきます。
これまでの時代と違うのは、テクノロジーが劇的に進化していることです。労力がかかっていたものが一瞬で解決することもあれば、逆に、単純なことも複雑化してしまうというような現象が生まれます。
より国際協力が必要になってくるとき
戦争、利権など、国境を越えた危機がますます勢いを増すかもしれません。
特に「国境」というテーマが強まります。領海や領土に関する危険性が高まりやすいので防衛が必要になりますが、まずは相互理解が大切です。
(この原稿を書いた後に、ますます各地で戦争が活発化してきました。全力で止める方向に頑張りましょう。戦争は終わらせるのが難しいと言われます。始めないように力を尽くしましょう)
異なる文化を理解する
海外から見た日本の印象が「富士山、芸者、アニメ」だと聞くと、どう感じますか?
「古いな」「ほかにもいいところあるよ」と思うのではないでしょうか。
私たちも、もしかしたらほかの国に関する意識が、昔のイメージで止まってしまっているかもしれません。
相手の背景や文化や考え方を理解することが、国であっても個人であっても非常に重要な要素となります。
境界線の定義が変わる
オリジナルかコピーか、フェイクとリアルか。
AIを筆頭に、「これが正しくてこれは間違っている」というはっきりとした境界線がなくなってきます。
一部は正しいけれど、ほかはそうでもない、といった具合です。
複雑化する境界線をどう読み解いていくのかが、今年とても大切な取り組みになります。簡単に決めつけないことが重要です。
伝統への回帰と、あらたなスタイル
2025年は、文化を大切にしようという動きが高まるとき。
伝統や民芸、職人の技術などがより尊重されるでしょう。
それと同じくして、「伝統を再定義してアップデートする」という流れも活性化します。
技術が発達した今だからこそ実現できるアイデアがあるはずで、それらに着目した人たちが、新たなビジネスやライフスタイルを立ち上げるでしょう。
クリエイティブの「中身」が大事になってくる
すでに幸せの定型が存在しないこの時代。
さらに世の中が流動的になってきている中で、国民総クリエイティブの時代になってきます。
創造的であること=技術があることだと勘違いされがちですが、自分で考えて方法を編み出し、生み出すことが創造です。
生み出したものが唯一無二であるかどうかは関係なく(そもそも、人は模倣しながら生きています)、あなたが考えて決断したというプロセスに最も価値があります。
あなたの発想とその形が、もっとも価値あるものとなるでしょう。
お金を持たない生活
お金は現代を生きる上で必要なものですが、例えば無人島に遭難した時に役に立つのはお金ではなくて食料や水ですよね。
何が欲しいのか、何が必要なのか?の結果から考えましょう。
お金がなくても、家も食料も安全も知識も、すべてがそこに在るのならどうでしょうか。
何かを手に入れるのに、お金を経由しなくても良いかもしれません。
2025年はお金に限らず、どんなことも「そもそも、なぜ必要なのだっけ?」と考えるところから始めてみましょう。
究極を言えば何も必要ないのかもしれませんが、「必要ではないけれど、在ってほしいもの」があなたの幸せの形を教えてくれます。
共鳴とネットワーク
2025年の数秘には世界というキーワードがあり、グローバルなことやネットワークに関する運気が高まっています。
昔だったら自分の行動範囲でしか人と関われなかったものが、今や世界中の人とつながることができますよね。
ただ、エコーチェンバーのように、自分と同じ意見ばかりが集まり、強化されてしまうということも起こりやすいです。
共鳴の喜びを感じつつ、排他的にならないように注意しましょう。
どんなに主流と思われる情報も、元をただせば一人の人や、ひとつのところから発生しています
最初から大きな何かが存在するのではなく、一つのところから広がっているという法則を覚えておくと、正しい判断や選択ができるでしょう。
いかがでしたでしょうか?
次回は、あなたの個人イヤーナンバーについてお伝えしていきます。